なぜKraken Coreに付属のファンのファンスピードがBIOSやモニタリングソフトで不安定に表示されるのですか?

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Kraken Coreクーラーに付属するファンの回転速度が不安定に報告される場合、本記事ではその原因と対処方法について説明します。

何が起きているのですか?

Kraken Core RGBの初期ロットの一部では、UEFI/BIOSやモニタリングソフト(NZXT CAM、HW Monitorなど)でファンのRPMが不安定(いわゆる「ジャンプする」)に表示されることがあります。これは純粋にタコメーター(TACH)センサーの報告の問題であり、ファン自体は一定のRPMで動作しており、適切に冷却しています。RPMの読み取り値がわずかに変動すること(最大速度時で約±10%)は通常ですが、この報告の特性により表示されるRPMが実際よりもはるかに不安定に見えます。

当社のテスト

当社チームはKraken Core RGBクーラーに付属するF-Series RGB Core(EV-B)ファンの一定のRPMを検証するため、光学式タコメーターを使用してテストを行いました。このツールは非接触の光学センサーで1分あたりの回転数を測定します。タコメーターの読み取り値はソフトウェアの読み取り値と直接比較されました。ファンを25%、50%、70%、100%に設定した際、タコメーターは安定した動作を確認しましたが、BIOSやソフトウェアの読み取り値は不安定に見えました。

警告 - テスト動画には繰り返しの音が含まれており、一部の視聴者には不快に感じられる場合があります。

25%ファンスピード

50%ファンスピード

75%ファンスピード

100%ファンスピード

何が変わるのですか?

今後のKraken Coreの生産ロットでは、更新された制御方法を備えたF-Series RGB Core(EV-B)ファンが搭載され、ソフトウェアに対してより安定したRPM信号を提供するようになります。冷却性能は変わらず、この変更は読み取り値の表示方法にのみ影響します(ソフトウェアおよびUEFI/BIOSでの表示)。

どうすればよいですか?

この現象が見られても、Kraken Coreは意図した通りに動作しているため、クーラーの交換や調整は不要です。設定された性能の10%以内(例:100%で2400 ±250 RPM)であればファンの交換は必要ありません。詳細や追加の確認をご希望の場合は、当社のカスタマーサポートチームまでお問い合わせください。

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